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コンサル業界に転職する前に絶対に知っておくべきポイント

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コンサルタントの3人が会話している絵

コンサル業界っていうと何となく高級取りでカッコいいイメージを持つ人も多いかもしれません。そのイメージはある意味で正しいし、ある意味で間違っています。この記事では、コンサル業界で働いている身として、間違った認識を持って転職して損をしないように僕の知っていることを書きたいと思います。

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なぜコンサルは高給取りになれるのか?

コンサルが高給取りになれる可能性がある理由は明白です。それは、会社が高い利益をあげられるからです。コンサル業界は例えば製造業なんかと比べれば明らかですが、経費のほとんどは従業員にかかる費用、人件費ですね。モノを作って売るわけではなく、スキームやソリューションを売るので、原材料費とかない訳です。

コンサル会社の売上はコンサルフィーです。コンサルフィーは固定報酬、成功報酬、固定+成功報酬とか色々種類がありますが、はっきり言って手数料に根拠なんてありません。「これくらい稼がせてもらえれば良い」という業界標準の様なものがあるだけで、そこに原価がいくらで、だからこの位の値段になるとかっていう合理的な説明はありません。つまり言い値なんですね。

売上=コンサルフィーで、そから人件費と諸経費(オフィスの賃料とか)を引いたものがコンサル会社の利益になります。だから、売上10億円で会社の当期利益が数億円なんてのはザラにあるんですね。利益率の高い商売をしているから、高い人件費を捻出できるということです。

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みんなの給料が高いわけじゃない

余程な有名企業に入るのであれば別ですが、コンサル会社の中でも給料には役割によってかなりバラつきがあります。転職者の多い業界なので、そもそも入社してくる時点でみんな給料はバラバラですし、その会社の中でどんな役割をしているかによっても給料は大幅に変わってきます。

大型案件をとってくる人たち

先ほど言ったように、コンサル会社は儲かる商売をしています。高価なフィーを取りつつ、大きな経費は人件費だけですからね。でも、それは「稼げる案件」があっての話です。コンサルティングする案件がなかれば当然フィーは稼げません。だから、コンサルティング契約をとってくる人たちは重宝されます。

よくコンサル会社のホームページをみるとパートナーなんて人たちがいると思いますが、彼らの主な業務って顧客に対するアドバイスではなく、大口の契約を取ってくることなんです。コンサルタントは、言ってみれば案件をさばく実働部隊です。契約になった案件をさばく実務をするのがコンサルタントであり、アドバイザーなんです。

なので、一番会社の中で重要視されるのは大手企業の中枢に提案して契約を獲得してくる力を持ってくる人たち、ということになるでしょう。当然、給与面もいいです。

実働部隊であるコンサルタント

所謂コンサルは、会社の中では実働部隊なんです。椅子に座って適当な指示を出していれば高い給料をもらえるなんていう職業ではなく、手を動かして、頭を使って稼ぐ商売をしている人達です。だから、忙しいし、実力に差が出ます。コンサルタントと言っても、会社の事業内容によって様々な種類がありますが、共通して言えるのは実力主義ということでしょう。

優れたアイデアを顧客に提供したり、優れたソリューションを顧客に示したり、それができない人は出世しないし、減給されることだってよくあります。能力やスピード感でついていけない人は、あまり良い思いはできないかもしれませんね。

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ひたすらデータ処理をする人間の存在

実働部隊のさらに下に、ひたすら情報の整理を行うような人間の存在があります。コンサル会社は顧客から膨大な量の資料を預かって、それを分析してソリューションを提供します。これはそのコンサル会社がどんなサービスを展開していようと同じことです。

そして、膨大な情報はとてもコンサルタントだけでは捌ききれないので、社内にはデータの加工や整理を専門にする人間がいます。彼らは、ひたすらデータの整理をします。疲れる上に、つまらない仕事です。クライアントの面前にたつこともほとんどありません。影でコンサルのビジネスを支える彼らの処遇は会社内で高くはないことが多いです。

こういう部署に行く人は大抵、コンサルタントとして使えないか、営業でも使えないと思われた人たちです。でも、必要な存在なので一定数どこのコンサル会社にもいます。

案件がなくなり消えていくコンサル会社

これまで話してきたように、コンサル会社はフィーを稼げなければ当然、倒産します。多くのコンサル会社は定期的に収入の入るストック型のビジネスをしているわけではなく、ある仕事をこなしたらフィーを得るフロー型のビジネスをしているので、新規のコンサルティング契約が取れなくなればビジネスは立ちいかなくなります。(勿論、ストック型のコンサルティング契約を前提にしている会社もあります)

コンサル会社の主な経費は人件費といいましたが、そのためある意味では参入障壁の非常に低い業界です。ノウハウさえあれば新規参入は難しくないです。もともといたコンサル会社から独立して起業するような人も少なくなりません。

なので、逆に言えば競争の非常に激しい業態とも言えるのです。新規の契約を定期的に取れて、尚且つ、実務をしっかりこなす実働部隊が働いて始めてビジネスが成り立つのです。様々な領域で無数の会社があります。新しく参入してきては消えていく会社が沢山あります。その会社の将来の展望をよく知った上で参画するようにしましょう。

実力主義の厳しい業界

コンサル会社は実力主義の業態です。案件をとってくる法人営業をやるにしても、実働部隊のコンサルタントやアドバイザーをやるにしても、一定以上の地頭の良さと高いモチベーションが必要です。顧客からも社内からも信頼されるためにも、日々継続的に自己研鑽する必要もあります。入社した時点で一生安泰なんていうタイプのコンサル会社はありません。

言葉は悪いかもしれませんが、少しでも馬鹿と思われたら通用しない業界です。それは対クライアントでも対身内でも同じことです。自信とモチベーションがある人がチャレンジした方が良いでしょう。高い学歴と人に誇れる経歴があっても失敗してる人は沢山いるので、そこはよく自己分析してから転職を決断することをお勧めします。

それなりのポジションにつければ大きな経験が積める

他方で、厳しい環境に身を置いて仕事をすることで、自身の能力を格段に向上させる大きなチャンスとなります。一定以上の地頭が必要で、体力的にも厳しいので高いモチベーションが要求されますが、頑張ってそこそこのポストにつければ人生観が変わってくるかもしれません。

実力をつけてもっと待遇の良い感謝に転職していく人たちも沢山います。大手企業の決裁権者に対して自社のサービスをセールスしたり、コンサルティングしたりすることは長い人生の中で財産になることでしょう。

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コンサル会社と言っても色々なタイプがある

コンサル会社の従業員は多忙な環境で働いています。実力主義の環境でもあるので、当然従業員の淘汰というのはあって、人の入れ替わりが激しい業界です。ほとんどの人が転職者であり、人手は必要な業界なので、それなりの経歴を持った優秀そうな人が面接を受けに来れば採用することも多いでしょう。

一番気をつけて欲しいのは、これから入社をしようとしているそのコンサル会社が一体何をやっている会社なのか、正確に把握して入ることです。綺麗なオフィスや身振りのよさそうな採用担当に目を眩まされてはダメです。自分が何を商売にしてるコンサルに入ろうとしていて、そこに入って実際にこれから何をやるのか、正確に知って転職を決めないといけません。

一口にコンサルと言っても、マッキンゼーやボストンコンサルティングのような戦略コンサルから、医療機関に特化した戦略コンサル、企業のコスト削減に特化したコンサル、コスト削減の中でも、例えば固定資産税の削減を専門にやってるコンサルなど、内容は多岐に渡りますし、企業のホームページや会社案内を読んでもまだ何をやってる会社なのかよく分からない、なんていう会社も沢山あります。

入社してしまってから、思ってた感じと違うと思っても遅いので、余程の有名なコンサル会社に入社するのでない限りは、しっかりと何をやっている会社で、自分はどういう仕事をやることになるのかを正確に理解してから進むか戻るか決めた方が良いでしょう。

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